育児お役立ち

イヤイヤ期のイライラをスイッチ!

「魔の2歳児、3歳児」なんていう言葉はいつからできたんでしょう?2歳〜3歳前後の、いわゆる「手がかかる」「大変」な時期がイヤイヤ期であり、それが魔のという表現になるのですかね。

この時期をイライラして過ごすのと、楽しく過ごすのとでは、楽しい方が得な生き方ではないでしょうか!考え方を少しスイッチさせるだけで、子供と関わることの面白さが深まりますよー!!

ママがイライラする原因は?

全くイライラしない人なんていないですよね。いるとしたら神様仏様くらいかなぁ?

一体何が自分をイライラさせているんでしょう?よく考えると、実は他の誰でもない『自分』が自分をイライラさせているということに気づきます。

おもちゃが散らかるとイライラする?しない?

はい、私は部屋が散らかり始めるとイライラしていました。

自分の思い込み

  • 部屋はきれいに保つべし
  • 1つ1つ片付けて遊ぶべし

子供の思い

  • 部屋の散らかり具合を気にしていない(性格?習慣の問題?どちらにせよ親の力不足)
  • 全部出して自由に遊びたい(頭ではわかっている)

このままでは平行線。なので、まず自分の思い込みを変える努力をしました。

  • 来客があるわけでもないのに部屋が散らかって何が問題なのか?考えてみたらさほど問題がなかった。
  • 片付けられないのは収納方法にも問題があるのではないか?
  • そもそも不要なものが多いんじゃないか?

部屋をきれいに保たなければならないという思い込みから、部屋は散らかっても良い、1日の最後にはみんなで片付けられれば良い、と思えるように努力をしました!

自分の考え方を変えることができれは、イライラしないで済みます。

イライラは愛情

部屋をきれいにしたいと思うのも、自分がそうしたいだけではなく、家族が過ごしやすい家にしたいと思うから。次、子供がまた遊びやすいように整えてあげたいから。愛情があるからこそ、関心があるからこそイライラするのです。

例えば『自分の時間がなくてイライラする』のは、常に自分よりも家族や子供を優先させようと、自分の時間を誰かのために使っているからこそ。

自分を犠牲にするという意味ではなく、誰かを想って誰かのために一生懸命生きるということは、例え母と子であっても簡単なことではありません。

イヤイヤ期という概念を捨てよう

我が子たちには、イヤイヤ期というものはありませんでした。いえ、確かに「イヤイヤ」言っていた時はありました。正確には、それをイヤイヤ期と捉えなかった、イヤイヤ期とは思わなかった、と言うべきかもしれません。

イヤイヤ期を言い換えると

【自我が芽生え、自己主張が多くなり、子供の心に興味、意欲、好奇心、自立心が爆発!だけどその気持ちをうまく表現できない。どんな言葉にすればいいかわからない。自分もどうしたいのかわからないのに、大人もわかってくれない。とりあえず知っている言葉とやったことのある表現方法を使って、「いやだー!」と泣いてやろう、というアクションが増える時期。】(長っ!!)

イヤイヤ期は成長期

嫌なことがあって、「イヤイヤ」言うのではありません。心を表現するのが少し難しいだけ。我々は、子供の何十倍も生きていて、何十倍もの語彙力と、経験があるはずです。あの手この手をいかにうまく使うかが試されている時期なのです。

始まりも終わりもない

ある時始まって、ある時終わるものでもありません。子供がどの年代であろうとも、コミュニケーションの基本は変わりません。

何歳になっても、大人になっても、思いをうまく伝えられないことはあります。ただ大人になるにつれて、イヤイヤ言って泣かなくなるだけです。(中には人に攻撃的な態度を取ったり、無視したり、いじめたり、悲しくなるような表現方法をしてしまう大人もいますよね。)

ですから、イヤイヤ期とひとくくりに片付けるのではなく、成長過程の1つであり、ママとしてのミッションだと思って立ち向かっていきましょう!

育児が楽になる5つのM

ミッションクリアに向けて、子供との関わり方のコツ『5つのM』を伝授いたします。

待つ

大人が思うよりも、子供は一生懸命に子供なりに前進しています。大人がすぐできることも、子供にとっては時間がかかることもあります。子供が頭で考える時間、子供が手を動かしている時間、子供が言葉にしようと口を動かしている時間、その作業を最後まで待ってあげましょう。待ってもらえる時間があると子供は安心して物事に取り組めます。

見守る

先手を打たない、露払いをしないこと。命の危険に関わらない程度のことは見守るくらいのつもりでいきましょう。放っておくわけではなく、いざと言う時にはいつでも助け舟を出せるように見守ることです。

任せる

靴を左右反対に履いた、ズボンが後ろ前だった、それでもいいんです。任せましょう。日常にたくさんの「できた!やったー!」を増やすことの方が有意義ですよね。後からそっと直してあげればよいのです。

認める

赤ちゃんも1人の人間、子供も立派な人間として尊重し、存在そのものを認めてあげることです。親だから絶対に正しいというわけでもありません。親子でも別々の生き物です。親の都合を押し付けていると、成長とともに子供も都合を押し付けてくるようになるでしょう。

テストで100点なのが認められて、そうでなければ認められないのでしょうか?0点でも愛情に変わりはありませんし、あと100点伸びることができます。50点なら50点分の努力を褒めてあげることができます。

お話を聞けた時も、癇癪を起こしたと時も、どんな時もその子はその子です。

満たす

達成感を満たしてあげると、次への好奇心が生まれます。いたずらのように見える好奇心も、満たされることで納得して、学習します。

このような関わりの積み重ねが、強い心、へこたれない心を育み、自分を大切に思う自己肯定感を高めてくれます。

これらが頭の片隅にあるだけでも、イライラしたり、感情的になる手前でブレーキをかけることができますよ。

2歳児さん3歳児さんのママあつまれ!

イヤイヤ期(とは言いたくないのですがわかりやすいので使います)、今うちの子イヤイヤ多いなぁと思っているママさんのための、イライラを楽しいにスイッチするオンライン講座を準備中です!

イヤイヤ期!ママのイライラを楽しいにスイッチしよう!まとめ

子供達のパワーはすごい!ママたちもそのイライラをせっかくなら良いベクトルに変えていきましょう!

孫悟空も超サイヤ人になるきっかけは怒りでした。その後の修行でその怒りを平常心にすることによって、常に超サイヤ人の状態を保てるようになるのです。

私は常日頃、『子育てしながら感じる負荷』をいかに『普通』にするか、超サイヤ人を意識しています。

人生は修行なり!!

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