育児お役立ち

初めての子育てだもん、辛いって言ってもいいのよ!

今、このページに来てくれた方は『子育て、辛いなぁ』とか、『育児、もう疲れたなぁ』という気持ちが、何かの瞬間にふっと沸き起こってしまったのではないでしょうか?

現在、小学生1人、未就学児2人の子育て真っ最中の私ですが、過去には不安で焦って、周りが見えていない時もあり、今でもある日の夕方くらいに「もうやだーっ!」ってなることがあります。

そんな私は母親歴8年ですが、色々な経験や学びを通して、自分なりの育児(育自)論が生まれました。今では日々の生活では、迷っても自分で決められる、何かあってもすぐにリセットできるようになりました。元看護師保健師、現役ママである私から、子育てがきついなぁと悩んでいるママに届けば幸いです。

こんな方におすすめ

  • 0歳、1歳、2歳の育児に悪戦苦闘している
  • 初めての育児で子育てが辛いので、何か解決策を知りたい
  • 子育てにイライラしてしまう自分をどうにかしたい

「子育てが辛い」と言っても良い

母も人間ですから、どんな感情を抱いても良いんです。感情に蓋をしなくて良いんです。嬉しい時は嬉しい、悲しい時は悲しい、辛い時は辛いと。

例えば、母親だから頑張らなくてはいけない、みんなキラキラしているから(そう見えるだけですよ)本当は辛いなんて言えない、辛いと思うのは自分が悪いのではないか、と無理をしていませんか?

楽しく育児がしたいし、優しいママでありたいという理想像はあるのに、ついイライラする。そんな自分に自己嫌悪になり落ち込み、夜に子供の寝顔を見て反省する。そんな日々の繰り返し。

でも、それで良いんです。イライラしてしまった自分も、子供に怒ってしまった自分も、受け入れてあげることがスタートです。だって母親だからって、完璧じゃないもん。この世に完璧な人はいません、唯一完璧でパーフェクトだったのは「イエス・キリスト」つまり神様と言われています。

1人で頑張らないで、「辛いぞー!」と声に出すことです。はい!どうぞ!声に出してください!

「私だって頑張ってるんだー!」

「助けてー!」「ひとりになりたーーーーい!」

ありのままの自分を受け止める

イライラしてしまった時も、怒ってしまった時も、もちろん幸せな時も、どんな側面も自分です。

誰よりも、自分が自分を一番に受け止めてあげてください。(一生懸命になっていると、なかなか難しいですよね。)これは、「自己肯定感」という言葉にもなりますが、子供の成長においてもとても大切です。

何をしてもしなくても、あなたがあなたであるだけで素晴らしいんです。ある牧師さんから素敵なことを教わったことがあります。鏡に向かって「あなたは素敵です。」と自分に声をかけてあげてくださいね!

ママになって悩んだり、辛かったり、逃げ出したいと思った時、まずは自分で自分を褒めてあげてください。あなたは誰よりも頑張っているし、子供にとってあなたは最高のお母さんです。そして多かれ少なかれ、みんな同じような辛さや、悩みを抱えています。一人じゃないですよ〜。

子育ての辛さは人それぞれ

子育てと一言で言っても、0歳児を持つママの悩みと思春期の子を持つママの悩みは違います。ライフステージにより、その辛さは様々です。なので、こうして記事を書いていても、あなたの悩みに寄り添うことなんてできていないです、ごめんなさい!本当は一人一人とお話ができれば最高ですが、ここでは私の経験を元にお話します。

赤ちゃん〜未就学児の頃

今のところ1歳児までの育児は3回経験してますが、とにかく0歳、1歳、2歳、3歳、4歳も?この年齢は、ざっくりと大変!大変だと思うかそうでないかはその人の主観ですが、とにかく自分のエネルギーの大半を注ぐ必要があることには変わりないと思います。育児が辛い、一人になりたい、泣きたい、逃げたい、やめたい、休みたい、子育てがしんどいと感じるのは、多くはこの時期ではないでしょうか。

児童期

幼稚園に行き始めて、小学生になって、成長とともにある程度自立してきたからと言って楽になるとも限りません。学習面や習い事のこと、学校のことや友達関係、はたまた反抗期がやってきたり?新たな悩みが出てきます。

第二子、第三子が生まれたりすると、例えば上の子の赤ちゃん返りや、兄弟喧嘩なども起きてきます。

中学生高校生それ以降

自分が中学生や高校生の頃を思い出して両親のことを思うと、ずいぶん心配もかけただろうなと思います。あの時の自分に言ってあげたいことや山ほどありますが、経験したからこそわかることが多いんですよね。我が子が成長した時に、今度は自分が親としてどう見守るべきなのかは私の課題でもあります。

育児が1番苦しいのは、いつ?

私が一番苦しいと感じた頃は、「第一子を出産して、里帰りから自宅に戻った生後1ヶ月〜2ヶ月」でした。私にとってのポイントは、第一子。

不安と焦りからくる育児の辛さ

初めての育児で、手探り状態。育児書を読むも、これで合っているのかドキドキしながらの毎日。とにかく「慣れていない」ことへの、焦りと不安。自分もママになったばかり、今まで頼りにしてきたパートナーもパパになったばかりで、やっぱり2人であたふた。

とにかく、肩の力を抜くこと、完璧を求めないこと、周りにたくさん頼ることをあの時の自分に教えてあげたい!

夫婦のコミュニケーションがボロボロ

赤ちゃんは可愛いくて愛情もあって、赤ちゃんに対する気持ちは一緒。私は、第一子で何もかもが初めてでどこか心に不安があるのにそれを受け入れられないまま、私ならできるはずと気丈に振る舞っていました。でも本当は、もっと頼りたいし、できないって言偉田良かった!そして、一番側にいる人からもっと褒めてもらいたかった!

結婚して、子供が生まれて、夫婦は一番近くにいる存在。赤ちゃんが寝なくて疲れる、夜泣きがしんどい、イヤイヤ期が辛いなどというのはどれも確かに大変です。ですがその問題よりも、理解者や共感者がいないこと、励ましてくれる誰かがいない方が辛いのです。多くの人は、しんどいけど赤ちゃんは可愛い、泣きたくなるけど愛おしい、そう思いながら必死に育児に向き合っていると思います。そんな時、側で理解してくれる人がいるだけで、気の持ちようはだいぶ違います。

今では、当時よりは育児に対して夫婦間で共通理解ができているので(生きている限り完璧になることはないかもしれないけれど笑)、「今日は疲れた〜もう何もしたくない〜」と負の感情も言えるようになりました。

辛さに目がいく自分の視点を変える

最初に自分を受け止めてあげてくださいと言いましたが、「受け止める」と「受け入れる」は少し違います。自分の気持ちを受け止め、一度キャッチしてから、そのままがいいのか何かを変えたいのか、動くのは自分です。何が自分を辛くさせているのか?それがわかって変えたいと思ったら。楽しくできる方法はないのか?探ってみましょう。

息子が抱っこ、抱っこで1日中何もできない日がありました。やりたいこと、作業が何も進まなくて、つい「なんで寝てくれないの!抱っこばかりで何もできなかった!」という感情が芽生えました。ですが、ある人が「今日は1日中抱っこができた。ずっと一緒にいれたと思ったら幸せだよ。」という言葉をかけてくれた時、ハッとしました。

同じことでも、視点を変えるだけで全く違うことになるんです。

子育てがしんどい時にすること

それぞれにストレス発散方法があると思います。体を動かした方がリフレッシュするという人もいれば、インドアで何か作業に没頭することで発散する人もいると思います。どんな形であれ、元気になれる、笑顔になれる、頑張れる気持ちになれれば最高だと思います。

睡眠!とにかく寝る

睡眠時間は本当に大切です。赤ちゃんを育てている時は、寝ている間に何かしようとせず、一緒にお昼寝してください。ママが一緒に寝ると、不思議と赤ちゃんは安心してよく寝ます。おもちゃの片付けが〜、食器洗いが〜、掃除が〜、洗濯が〜、と思ってもそのままでいいんです。部屋が少々汚くても、命までは取られませんから。

家事放棄!外食へ

今はなかなか外食しづらいかもしれませんが、お惣菜やテイクアウトでもオッケー!誰かが作ってくれたご飯をありがたくいただきましょう。たまには、ラクしましょう。

 

思い切って旅行へ

週末、温泉旅行にでも行きましょう!家事を丸投げできるだけでも、気持ちがリフレッシュされます。泊まりがけじゃなくても、家族でお出かけしてみるのも良いですね。自然に触れ合ったり、非日常を感じられるとリフレッシュします。

1人時間を持つ

もちろん1番良いのは、子供といる時間を心から楽しく過ごせる、育児そのものに対してストレスを抱かない感覚を持つことですが、私も3人の育児を経験する中で、それなりの学びとトレーニングによってやっと辿り着いた境地です。なので、まずは時々1人の時間を作りましょう。ベビーシッターでも、一時預かりでも、もちろん家族と相談するのも良いです。預けることに後ろめたいと思わなくて大丈夫です。

1人になると、逆に身軽すぎて違和感すら感じるかもしれません。つい子供がそばにいるか確認してしまうかも。離れる時間によって、改めて存在の愛おしさに気づかされるのが人間です。

母子手帳を眺める

大きくなると予防接種の機会も減り、なかなか開かなくなる母子手帳。産まれた時のことを思い出さずにはいられないのはもちろん、何気ないメモに残された成長記録にうるっとします。

小さい頃の写真や動画を見る

時々、時間を忘れて見入ってしまいます。産まれてきてくれただけでありがとうの気持ちでいっぱいになります。今抱える大変さを忘れるくらい、元気でいてくれるだけでいいんだという気持ちを思い出させてくれます。

歌を聴く

  • 「ほしのかずだけ」マユミーヌさんが歌っています。オムツのCMで聴いたことがあるかも知れません。公式のものが見つからなかったのですが、良かったら検索してみてくださいね。

 

  • 「ゆめのなかで」マユミーヌさんの歌はどれも癒されます。十月十日の日々を思い出します。

  • 子供側からの歌詞ですが、子を思っても親を思っても泣ける歌です。安達充さんの曲で、第一子を出産した頃この歌を知り、感動して直接メッセージしてしまうほどでした。その頃から実はメルマガも登録しています。

 

人に話をする、聞いてもらう

人に話すだけでスッキリすること、聞いてもらうだけで元気が出ることはありますね。旦那さんでも、友達でも、ご両親でも。ですが打ち明ける相手がいなかったり、周りには言いにくいこと、何か深刻なこと、困ったことがある時は、今はネットで質問できたり、何かしらの電話相談や地域のサポートなどがありますから、一人で悩まないで欲しいと心から思います。

0〜1歳のうちは、ママとお家で過ごすことが多い時期。遊び方にも煮詰まってきた、大人とも話したい。今はお外に出掛けられなくても、自宅で楽しめるコンテンツもたくさんあります。なんなら、ママも一緒に楽しめるものがいいですよね!

 

癒し系ゲームをする

日中は、テレビはもとより携帯すらゆっくり見れませんよね。私も寝かしつけ後のドラマや、YouTube、趣味の時間は必要です。ハマると睡眠不足になるのでほどほどを心がけています。

私がはまっているのは、Nintendoの「どうぶつの森」という超癒しゲームです。DSでも、3DSでも、なんと携帯アプリでもあり、さらにスイッチでも発売されています。

他にも癒し系ゲームでおすすめは、ピクミンです。ピクミンは2013年にピクミン3(wiiU)が前作の続編として発売されていて、2017年に出た3DS版が最新となっているので、今後スイッチでも発売されることが予想されています!(2020.3現在)

と思ったら、本当に10月に発売決定です!!!

 

子育てが辛いと感じているあなたへ

子育ては辛いって口にしてもいいんですよ。辛いけど、大変だけど、心の底から本気で投げ出したいと思っている人はいないはず。子供はかわいい、そう思っていてもイライラするのが人間、みんな同じ気持ちです。

一人でも多くのママが笑顔になれるように、私もいつも笑っていたいです。我が子達のことを思いながらこの記事を書いたので、明日はもっと優しくなれそうです!!

 

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